ゲーム会レポート

★第2回うつぼゲーム会レポート
日時:2002年11月24日(日) 10:00 〜 18:00
場所:靱会館(大阪・本町)
主催:靱青年会
協力:『ゆうもあ』
参加家族:5家族16名(大人8名、子ども8名)
スタッフ:5名
ライター:不破
イベント風景その1
イベント風景その2

 第1回に続いて5家族の方にが参加いただきました。2週間前の“西区民祭り「文化のつどい」”で興味をもたれた家族が2組参加されてました。地域での広報活動の効果がこういう形で表れてくるとうれしいものです。

  子どもの年齢は、4歳くらいから上は小学校高学年までと年齢差があるものの、同年齢くらいの子どもたちを集めて親御さんも一緒にゲームに興じました。

【すすめコブタくん / コブタのかけっこ / こぶたのレース / ラッセルバンデ / 子豚のレインボーレース】
【カエルの王子さま】

 小さいお子さんをお持ちの2家族で次の2つのゲームを楽しみました。

 “すすめコブタくん / コブタのかけっこ / こぶたのレース / ラッセルバンデ / 子豚のレインボーレース”は、ダイスを振って子豚を進める手軽なレースゲーム。ゴールがレース参加者の意志で2つ3つと先に伸びていくところが面白い。ルールはいたって簡単なので小さな子どもでもすぐに理解して遊べる。

 “カエルの王子さま”もレースゲーム。でもダイスの目を分割して進めるので小さな子にはちょっと難しいかも。色とりどりのカエルが綺麗なので、子どもには受けは良さそう。4歳だと、ダイス目通りに駒を進めるのもやっとできるかどうか。小さな女の子のお母さんが一緒に駒を進める。こうして一緒に駒を進めるのが、女の子にとっては楽しいらしい。この後もいろんなゲームを遊んだが、お母さんと一緒に駒を進める女の子は常に嬉しそうにしていた、ように思える。

【セット】

 数字、形、色、網パターン、この4つの絵柄のパターンから、同じ組み合わせかまたは全て異なる組み合わせのカードを3枚探し出す、図形パターン認識系のゲーム。パターン認識なので、大人も子どももそれほど差がなく遊べるところが、ファミリーゲームとして嬉しいところ。とは言え、結構慣れの部分もかなりあり、初めての人だとコツを掴むまでに時間が掛かってしまう。それに適正ってのもあるようで、私なんかは全然見つからない。それでも飲み込みの良い子どもは、大人顔負けの早さでカードを見つけるから不思議だ!

【ニワトリのしっぽ / ニワトリはね取り競争】

 カラフルな絵柄に大きなニワトリが目を引くゲーム。ドイツゲームの子どもゲーム大賞を受賞したゲームだけあって、なかなか面白い。基本は神経衰弱よろしく伏せられたタイルを暗記して、自分が進む先と同じカードを見つけるゲーム。他人のニワトリを追い抜くと尻尾の羽根を奪い取り、全員の羽根を取れば勝ち。一度羽根を取られても、タイミング良く進めれば一気に全員の羽根をまとめて取れるので、闇雲に進むよりタイミングが重要かも?記憶力って子どもの方が優れてるって思われがちですが、やはり大人の方が記憶する経験は豊富。真剣勝負となれば子どもにだって負けない!でもやっぱり記憶系のゲームって面倒なので、子どもに比べて大人は敬遠気味かもしれませんね。でもこのゲームはさくさくっと進むので、ワイワイと楽しんでいる間に直ぐに勝負ついちゃうんです。


 うつぼゲーム会としては2回目の開催。スタート初期としては順調な滑り出し、と自画自賛。参加者の親御さんの中にもゲームを良くご存知の方もおられ、お気に入りのゲームを相互に教えあう姿も目にする。ゲームってやぱり優れたコミュニケーションツールなんだ。もっと沢山のご家族にファミリーゲームを知ってもらい、この楽しい瞬間を一緒に味わえるよう仲間を増やしていきたいですね。

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