ゲーム会レポート
場所:靱会館(大阪・本町)
主催:靱青年会
協力:『ゆうもあ』
参加家族:5家族15名(大人6名、子ども9名)
参加入門者:1名
見学者:3名
スタッフ:8名
ライター:いっかい
さて、2003年最初のうつぼゲーム会です。今年もたくさんの子どもさんやご家族の方とゲームができますように♪ とお祈りしているうちに「インフルエンザのため本日は残念ながら欠席させていただきます」との常連のご家族からの連絡が…。更に今回見学にきてくださる予定だった方たちからも「インフルエンザで…」という欠席の報。どうやら全国的にインフルエンザが流行っているようです。新年そうそう、寂しいうつぼゲーム会になりそうでやだな〜。
と不安一杯のスタートだったのですが、始まってみると今月も2組の初参加のご家族があり、賑やかな会となりました。うち一方は文化のつどいでうつぼゲーム会の存在をご存じになったとか。やはりこうした地域イベントへ参加することは大切だなと感じさせられます。なにはともあれ、新規ご家族の連続参加記録更新中。参加くださった皆様に感謝、感謝です。
今回のうつぼゲーム会では、のべ70ゲーム以上が遊ばれました。その中のいくつかをピックアップしてみましょう。
【ヒューゴ / ミッドナイトパーティ】
本ウェブページの「入門用お奨めゲーム」にも入っている名作ゲームです。実はうつぼゲーム会では今回が初お目見え。おばけのヒューゴ君につかまらないように逃げ回るゲームなのですが、みんなサイコロを振るたびに、そしてヒューゴ君が進む目が出るたびに盛り上がってました。このゲームは最大8人まで遊べるのが魅力です。小学校の低学年から高学年まで、そして大人も一緒に楽しんでいました。おばけに追いかけ回されるというシチュエーションは、ルールを読むだけでは伝わらない面白さがあるなぁと再認識。是非とも一度は遊んでいただきたいゲームです。このゲームは子どもたちの心をがっちり掴んだようで、この後も何回も遊ばれていました。
【ア・ラ・カルト】
ミニチュアの金属フライパンや紙のレンジといった怪しいコンポーネントが入っているお料理ゲーム。調味料のビンを振って料理を作ってきます。「こんなん、よう考えるわ」と思わずにはいられません。実は入手難のゲームなので、普及を目的とするうつぼゲーム会には向かないのですが、ゲーム好きご一家の女の子からのリクエストで用意しました。女の子たちが2人ずつペアで3組、そこに女性スタッフが混じって、「総勢7名の女性陣による料理バトル」。なんとも珍しい光景です。調味料のビンを振り「調味料が詰まって全然出て来ない」といって笑い、「塩が出過ぎて料理をだいなしにした」といって笑い。華やかな戦いが繰り広げられていました。常連・新顔の女の子たちが親しくなる良いきっかけになりました。端で見ていると、「女の子がフライパンの前で調味料のビンを振る図」というのは、妙に現実味があります。ほんとのお料理では失敗しないでね♪
【操り人形】
さて、子どもたち同士で仲良く遊んでいる間、お父さん・お母さんたちはというと? 操り人形などのゲームを遊んでいました。操り人形は、国王や商人といった役割カードを選んでいきながら価値の高い建物をたてていくというフリーク向けの凝ったゲーム。ここぞとばかりにスタッフと真剣勝負モードに突入していました。子どもさんたちが自発的に交流して遊べるようになってきて、こういう楽しみ方もできるようになりました。勝負を満喫していただけたようです。
ほかにも、初めて来た女の子がとても気に入った「穴掘りモグラ」や、常連の男の子が大のお気に入りで10回以上も遊ばれた「ハゲタカのえじき」など、いろんな種類のゲームが遊ばれていました。インフルエンザをふっ飛ばすかのように、今回も盛り上がったうつぼゲーム会。来月にはインフルエンザも収まってくれて、もっとたくさんの人が来てくださるといいなぁ。