ゲーム会レポート
場所:靱会館(大阪・本町)
主催:靱青年会
協力:『ゆうもあ』
参加家族:7家族24名(大人10名、子ども14名)
参加入門者:1名
スタッフ:8名
ライター:りん
大人も、子ども、スタッフも、待ってましたの2月うつぼゲーム会です。新しくご参加していただいたご家族が1家族。スタッフのウェブサイトでの「うつぼゲーム会」の紹介を読んで、来てくださったとのこと。インターネットでの宣伝も、じわじわと効果を表しているようです。なんと、参加者が多過ぎてテーブルが足りなくなり、スタッフがうれしい悲鳴をあげる一幕も。でも、ご安心ください。靱会館には、2階の和室もありますので。あと、2、3倍ぐらいのご家族が来てくださっても大丈夫です(多分)。スタッフ一同、心よりお待ちしています。
【おしゃれパーティ】
ここのレポートでも、何回か取り上げられているゲームです。小さな女の子たちと遊びました。どうやら彼女たちのお気に入りのようで、毎回、何度も遊ばれています。みんなが協力して、1つの目的をめざすゲームです。遊ぶ人同士の争いはありません。そんなところも、このゲームが支持されているところかもしれません。
「あ、ふられちゃったー」
「あー、好き好き」
でもなぜか、ゲーム中に発せられる言葉はというと…。オシャレ中のテントウムシたち、キスしているようにしか見えません。子どもたちは「はじめてのチュー♪」を歌いながら、大人は「テントウムシのサンバ♪」を歌いながら、和やかにゲームはすすんでいきます。
「オシャレできたー。きれいになったね。さぁ、パーティに出かけましょう」
でも、油断しているとアリが先にパーティ会場に着いちゃって、全員負けになっちゃうぞ!運次第で、あっさり負けてしまうこともあるこのゲームですが、子どもたちは、今のところ負け知らずのようです。今日もまた、テントウムシたち、おいしいごちそうにありつけました。
【メトロ】
常連のゲームファミリーのパパさん、ママさんたちは、わたしよりもゲームの詳しい方も多いです。そんなファミリーの方にゲームを教えていただくこともあります。
「小学校1年生ぐらいから、遊ぶことができますよ」
とこのゲームも、教えていただきました。タイルを置いて、迷路のような線路をつなげていくゲームです。自分の電車が走る線路はできるだけ長く、相手の電車が走る線路はできるだけ短くなるように線路の絵の描いたタイルを置いていきます。見た目複雑そうですが、確かにとっても遊びやすい、奥の深いゲームでした。大人4人に混ざって、2年生の子も一緒に5人で遊びました。
「あ、勝手につながっちゃった(笑)」
「あれ?そこに、置くのー(泣)」
そんな悲鳴がよく聞こえてきました。大人だからといって思惑通りに行くとは限りません。特に、置くところが少なくなる終盤戦は、思わぬ接続ばかりで目を離すことができません。最後には、なんとすべての大人を制して2年生の子が逆転で大勝利をおさめました。
「すごいなー」
「うん。いつも遊んでるから」
頼もしい言葉です。
【コンチェルト・グロッソ】
うつぼゲーム会も回数を重ね、はじめは見知らぬ人同士だった子どもたちも、すっかりと仲良しになっています。
「今度、うつぼで会おうね」
と約束をしていた様です。6年生の子を中心に、女の子だけのテーブルを作って、どんどんゲームを遊んでいました。その1つがこの、ウサギの音楽家たちの絵の描いたカードを使って遊ぶゲームです。でも、頭で考えるゲームではなくって、反射的に体を動かして遊ぶジェスチャーゲームです。はじめて来られたご家族のお父さんが、遊んでいる様子を見て「なんか、すごく楽しそうなゲームしてる」と感想をもらされたぐらい、盛り上がっていました。
ティンパニー奏者のカードだ!みんな、手を挙げろ!!
立ったり座ったり、なんせ体全身を使っで遊びますので、それだけで賑やかです。そこにさらに子どもたちの歓声がプラスされます。でも、間違った動作をしたり、遅れたりするわけにはいきません。みんな、真剣な顔です。こんなに楽しいゲームをしてるんですから、友だちにならない方が難しいですね。
その他にも、このテーブルの子どもたち、自分たちでゲームを選んで楽しんでいました。「ソロ」、「ミッドナイト・パーティ」、「ワードバスケット」……。特にこの日は、「ウノ」系のカードゲーム「ソロ」が何回も何回も、遊ばれていました。
さて次回、3月のうつぼゲーム会(3月30日)では、「伝統あそびで楽しもう」というスペシャルイベントを講師の方をお招きして行います。ぜひぜひ、ファミリーでのご参加をお待ちしています。