ゲーム会レポート

★第6回うつぼゲーム会レポート
日時:2003年3月30日(日)10:00 〜 18:00
場所:靱会館(大阪・本町)
主催:靱青年会
協力:『ゆうもあ』
参加家族:6家族20名(大人10名、子ども10名)
参加入門者:6名
見学者:1名
スタッフ:7名
ライター:りん
イベント風景その1
イベント風景その2

 うつぼゲーム会も、回を重ねること6回目。月1開催ですから、今回でなんと2分の1周年を迎えることになります。だからというわけでもありませんが、この日は、「うつぼゲーム会」初の外遊びのイベント「伝統遊びを楽しもう!」が、計画されておりました。さて、このイベントは、13時から16時です。あとの10時から13時までと、16時から18時までは、いつもの通り、靱会館でゲームです。

 今回も、朝からゲームを楽しむためにたくさんのご家族が来てくださいました。増えているのは、ご家族だけではありません。「ゆうもあ」のWebサイトを見てスタッフの名乗りをあげてくださる方も。そして、自分の家族にゲームの楽しさを伝えるのも、スタッフの大切な仕事ですので、スタッフのご家族やお子さんの参加もあります。

 また、子どもたちに人とふれあうゲームの楽しさを伝えていこうというわたしたちの活動に興味をもたれた「中将棋連盟」の方々、「現代玩具博物館」の方などが、ゲストとして参加してくださいました。

【定番ゲーム】

 毎回、必ず遊ばれているゲームたち。今回も、人気高かったです。”ミッドナイトパーティ”、”すすめコブタくん”、”はげたかのえじき”、”3Dパイプビルダー”などなどです。

 ”ミッドナイトパーティ”、”すすめコブタくん”などは、はじめて会に参加されるご家族がいるときは、スタッフが好んでオススメするゲームです。ルールもシンプル。子どもも大人も、大喜びです。かなり小さな子でも、一緒に楽しむことができます。今回も、幼稚園の子が大人に混じって歓声をあげておりました。いや、大人が幼稚園の子にまじって歓声をあげていたのかもしれません。

 ”はげたかのえじき”は、上の2つに比べると少し難しそうです。でも、うちの最年少プレーヤーは、やっぱり幼稚園児です。はじめは、ひたすら「大きな数の手札」からカードを出していた彼ですが、何回も続けているうちに、少しずつ自分の作戦を考えられるようになってきました。彼が勝つのは、偶然か?作戦か?

 ”3Dパイプビルダー”は、子どもがつくった定番ゲームといっていいと思います。子どもたちが、「これを遊びたい」といって、毎回何度もプレイされています。今回遊んだ男の子は、積み過ぎやろうというぐらい高く高くパイプを天に向かってのばしておりました。勝負に負けても、大満足?

 子どもたちのなかには、「まだ知らない新しいゲームが遊びたい」という思いだけでなく、「おもしろかったあのゲームをもう一度遊びたい」という思いも、強くあるようです。おもしろさを確かめるように、また、自分の考えた作戦を試して自分の成長を確かめるように、何度も何度も定番ゲームを遊びます。

【新作ゲーム】

 もちろん、遊ばれているのは定番ゲームだけではありません。人間というのは、新しいものに挑戦したいものなのです。

「えー、”カルカソンヌ”の赤い箱のヤツないのー。あれがやりたかったのにー」

という強者小学生のいる「うつぼゲーム会」です。もちろんぬかりはありません。ご注文の”カルカソンヌ”の赤い箱のヤツ(”カルカソンヌ追加セットII−商人と建築士−”)も次回には必ず用意いたします。

 というわけで、ラベンズバーガー社の新作ゲーム”ヴァンパイア城”なども、遊ばれておりました。インベーダーゲームを彷彿させるこのゲームです。大人は、思わずあの懐かしい電子音を口ずさんでしまいますが、子どもには何のことかわからない。でも、新1年生も、ちゃんとヴァンパイアのことは知っていました。

【いつものように日が暮れて】

 途中で、外遊びをはさんで、帰ってきてからもゲームです。おはじき遊びの”カラバンデ”や、スピードアクションゲームの”キャッチミー”なんかが遊ばれていたのは、きっと、外遊びのエネルギーが、まだ残っていた証拠です。

 ”ヘキセンレンネン”は、4色の魔女のレースゲーム。連鎖がはまれば、魔女がすごいスピードでビュンビュン飛びます。うつぼゲーム会では、はじめてプレーされたゲームでした。妨害なども派手にできちゃうゲームで、なかなか勝負がつきません。これを遊んでいるうちに、いつものように日が暮れて、ゲーム会終了の18時がきてしまいました。

 今日は、あいだにイベントをはさんだということで、ボードゲームは遊び足りないかな?でも、やっぱり楽しい、充実した1日でした。

ページのトップへ戻る