ゲーム会レポート
場所:靱会館(大阪・本町)
主催:靱青年会
協力:『ゆうもあ』
参加家族:50名(大人23名、子ども27名)
スタッフ:8名
ライター:いっかい
梅雨の時期、天候も危ぶまれましたが、雨が降ることもなくうつぼゲーム会が開催されました。「室内で遊ぶのにどうして天気が?」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、うつぼゲーム会ではお昼にご家族が隣のうつぼ公園でシートを敷いてご飯を食べるのが通例となっておりますので、天候は非常に大切なファクターなのです。今回も、楽しく食事をして、走り回る子どもたちの姿を見ることができました。
さて、今回は新しいボードゲームが2点、うつぼゲーム会に登場です。まずはつい先日に発表されたばかりの2003年ドイツ年間子どもゲーム大賞を獲得した「ねことねずみの大レース」。ネズミたちを遠くへ進めれば進めるほど、たくさんのチーズが手に入るのですが、後ろからネコが追いかけて来るからさぁ大変! チーズを手に入れて満足そうにしている子、かわいい木製ネズミの尻尾をつかんでうれしげにコマを進める子、サイコロでネコの目を出して悲鳴をあげる子。5歳の子どもから小学校高学年の子まで、みんな楽しそうに何回も遊んでいました。単に運だけではなく、駆け引きや考えどころもあるので、大人にも好評です。新しい定番ゲーム登場!って感じですね。
そしてもう1つは、この夏にビバリーから発売される新作ゲーム「マッチファイブ」でした。ビバリーさんのご好意でいただいたものです(ビバリーさん、ありがとうございます)。赤とグレーのマーブルの並びが、手持ちのカードと同じになったらカードを捨てていけるという、パターン認識系のゲームです。でも、ちょっと頭をひねらないといけないうえに、みんなで早い者順に見つけていくので、ゲーム中はみんな真剣そのもの。カードと同じ並びを見つけたときの「マッチファイブ!」という宣言の言葉が、にぎやかに響き渡っていました。小さい子には少し難しいらしく、小学校中高学年から大人の間でよく遊ばれていたようです。
ほかにも、ノイやヴィラ・パレッティといったゲームが、新たに定番ゲームとして定着してきた感があります。子どもたちも知っているゲームがだいぶ増えてきた上、子どもの数も増えてきたので、「今度はあれやろう!」、「あれがおもしろいねんで!」と新しく友達になった子にお気に入りのゲームを薦めるシーンも良く見られました。見ていてほほえましいです。
さて、いよいよ来月でうつぼゲーム会も最終回。会場もだいぶ狭くなってきました。参加者であふれてしまわないかがちょっと心配です…。何とか来月を乗り越えて、8月から新しい会場で頑張っていきたいですね。