ゆうゲームズ - ワードバスケットキッズ
ワードバスケットキッズ
ゆうゲームズ 2012年度選定
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誰でも知っている「しりとり」をゲームにした傑作「ワードバスケット」。そのキッズ版が登場しました。
ゲームの始めに「あ」や「て」など五十音の一文字が書かれたカードが配られます。バスケット(ゲームの入っていた箱)にめくられたカードにかかれている字が、しりとりの1文字目になります。手札の文字が最後の文字になる言葉を思いついたら、その言葉を口にして手札をバスケットに投げ入れます。例えばバスケットの中に「こ」が、手札に「ぬ」があれば「こいぬ!」と言ってバスケットに投げ入れるわけです。そしてバスケットに入ったカードを新たな1文字目としてしりとりを続け、いち早く手札をなくした人の勝ちです。
「ワードバスケット・キッズ」では子どもがより楽しめる工夫を凝らしてあります。文字数制限をなくすことで少ない語彙でも参加でき、カードにはその文字で終わる言葉がイラストつきでヒントとして掲載されています。「いきもの」「たべもの」の括りであれば終わりの文字を気にせず出せる「なんでも」カードというお助けカードもあり、子どもの年齢によって難易度を調整しやすくなっています。いろんな言葉を覚え始めたお子さんに、ぜひ遊んでいただきたい作品です。
Reviewed by 松村